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子どもの嫌々期を理解する方法

読了までの目安時間:約 7分


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子どもの嫌々期を
理解する方法を
お伝えします。


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嫌々期って?



1歳を過ぎた子ども達は、自我の発達と共に
言葉が話せるようになったり、ささやかに
反抗してきたりと小さな嫌々期が始まってきます。


嫌々期は、子どもが成長しているという証です。
しかし大人からしてみれば
とても難しい時期になりますよね。


そんな嫌々期、実は年齢と共に
理由や内容、行動が違うことを
ご存知でしたか?


今回は、その
嫌々期について年代別に
お伝えしたいと思います。


0~1歳児の嫌々期



母親のお腹から出てきて
1年が経ちそうなこの時期は
赤ちゃん自身の視野も広がってくる時期です。


嫌々期というより、新しい世界を堪能している状態。
階段や戸棚ですら
アトラクションになる時期ですね。


そしてこの時期は、階段から落ちたら怪我をする、
はさみで遊ぶと怪我をするなどの
未来の状況を理解できません。

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ですので、触って試すことしか出来ません。
そんな時は子どもの興味を失わせないように
優しく教えてあげることも大事です。


子どもは親から未来を教えてもらうことで
状況をどんどん理解していきますが
すぐに忘れてしまうこともこの時期の特性です。


少し大変かもしれませんが
この時期は監視カメラのように
見守ってあげることも大事です。


2~3歳児の嫌々期



「魔の2歳児・3歳児」と呼ばれる
この時期が一番辛いと感じる
お母さん達も多いと思います。


しかし、この時期は
コミュニケーションも取れるので
理解してくれるはずです。


どんなにお願いしても
「イヤ!」の一点張りのときも
ありますよね。


そんな時は子どもの
素直な気持ちを
活用することが大事です。


この時期の子ども達には
自己肯定感」と
いうものが生まれます。


「自分は大切な存在」
「自分はここにいて良い」という
前向きな気持ちのことです。


それを向上させるために
一番必要なことは
とことん褒めてあげることです。

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ただ、悪いことをしているのに褒めてしまうと
子どもにとっても良くないことなので
悪いことは悪いと叱ることも大事です。


例えば、「おもちゃを片付けなさい!」と
言うだけでは、子どもは
反発してしまうかもしれません。


しかし、「誰が一番上手にお片づけできるかな~?」
と問いかけるだけで、子どもは自分が今
必要とされていると感じ、自主的に動いてくれます。


勿論、片付けた後はたくさん褒めてあげることで
子どもの自己肯定感はどんどん成長していき
子ども達の優しさの成長へと育まれていきます。


4~5歳児の嫌々期



「何でも自分で出来るもん!」の
お兄ちゃんお姉ちゃんなこの時期。
ちょっとおませさんになってきます。


大人の言うことに正論や
不思議なワードで
反発してくることが多くなる時期ですね。


そんな4~5歳は、一度嫌々期が治まり
聞き分けの良い子どもが
増えてくる時期でもあります。


実はこの時期に、子どもに期待をかける
親が多く、子どもの良い所だけを
褒めすぎてしまうことがあります。


そんな子どもは、親の顔色をうかがい始める様に
なってしまい、子どもにとっては
プレッシャーな時期にもなってしまうのです。



自我の成長がとても落ち着いてくる時期なので
その分、どうすれば良いという
状況の理解も早くなります。


その聞き分けに便乗して、良いところを褒めて
悪いところを思い切り叱ってしまうことも
ありがちになる時期です。


そうすると、自然に子ども達も
「良い子でいなくては」という
プレッシャーに押されてしまいます。


そしてそのストレスが
いつか爆発してしまうことが
一番の注意点となります。


ですので、子ども達には「ありがとう、
でもそんなに頑張らなくてもいいんだよ」と
優しく休ませてあげることも大事です。


「頑張れば褒められる」と思っている子ども達は
頑張りがちになってしまうので、
大人がさじ加減を教えてあげることも大事なのです。


6歳児以降の嫌々期



小学校に上がって
たくさんのお友達に囲まれて
過ごし始めるこの時期。


今までよりもかなりの視野の
広がりが感じられる時期となるため
毎日が楽しい子ども達。

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また、周りからの色々な意見や
新しい発見などで、この時期は少し
デリケートな時期にもなります。


失敗することに、とても恐怖を覚える時期でも
あることから、失敗についてあまり怒らないことが
一番、子どもへの安心感につながります。


例えば、テストで100点取れなかった時に
「何で100点取れないの!」と
怒らないでください。


「次はもう少しだけ頑張ったら
もっといいかもしれないね。」と
失敗でも褒めてあげることが大事です。


何でも出来る子になるために
必要なことは
失敗を乗り越える力です。


失敗することもあるけれど
その失敗に負けない心作りをすることが
必要になる時期でもあります。


それだけで子どもはネガティブに考えず
「次はもっと頑張るぞ!」と
意欲を駆り立たせてくれます。


いかがでしたか?
嫌々期は月齢別に特徴のあることばかりで
改めて見てみると、単純なことしかしていません。


これを大人がどう理解して解決していくかで
大人も嫌々期を一緒に
笑顔で乗り越えられるかもしれませんね。


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