花子 » ジューンブライド » ジューンブライドが幸せになる理由

ジューンブライドが幸せになる理由

読了までの目安時間:約 5分


スポンサードリンク

ジューンブライドが
幸せになる理由を
お届けします。


スポンサードリンク




「ジューンブライド」
という言葉を
聞いたことがありますか?


今回は「ジューンブライド」
の由来について
お話しします。


三つの由来の意味



女神「JUNO」ユーノー説


6月の月名である「JUNE」と
ローマ神話で、結婚をつかさどる
女神である「JUNO」に由来しています。


6月は、結婚や
女性の権利を守護する
「JUNO」の月。


この月に結婚する花嫁は
きっと幸せになるだろう
という言い伝えです。

ウエディング1
「JUNO」ユーノー(またはジュノー)は、
ローマ神話の主神「Jupiter」ユピテル(ジュピター)
の奥さんで、女性と結婚の守護神です。


ユーノーは、ギリシャ神話における
「Hera」ヘラにあたるのですが、ヘラの夫である
「Zeus」ゼウスは浮気を繰り返します。


ゼウスが浮気をするたびに、ヘラは
相手の女性やその子供たちを苦しめる
大変嫉妬深い女神として描かれています。


日本の場合、弁財天に恋人同士でお参りすると
弁天様が嫉妬して邪魔するために、
二人の仲がうまくいかなくなるといわれています。


ユーノーの場合は、逆に
花婿が浮気することを
防いでくれる
という意味でしょう。


気候・季節説


ヨーロッパの6月は
1年の中で最も雨が少ない月で
気候なども適しています。


「復活祭」が行われる月でもあるため
ヨーロッパ全体が
お祝いムードになります。


多くの人から祝福される
6月の花嫁は幸せになるだろう
という言い伝えです。



結婚解禁説


ヨーロッパでは、農作業の妨げとなることから
3月、4月、5 月の3ヶ月間は
結婚が禁じられていました。


そのため、結婚が解禁となる
6月に結婚式を挙げるカップルが多く
その分、祝福も多かったのです。


多くの人から祝福される
6月の花嫁は幸せになれるだろう
という言い伝えです。


この三つの由来の中で
一番有力とされているのは
女神「JUNO」説のようです。


日本での「ジューンブライド」



上記は、ヨーロッパが起源となり
日本では後発的に
言い伝えを導入したそうです。

d51484c4ae6cb32665d2757df4822bc6_s
日本では梅雨真っ只中となる6月。
雨が続き、湿気も多く、
蒸し暑さを感じる時期ですね。


まだ「ジューンブライド」という言葉が
知られていなかった頃、全国のホテルでは
梅雨時期の6月挙式を避けるカップルが増えました。


式場はどこも、6月は閑散としており
当時は空調設備の能力も低く、
現在ほど除湿なども十分ではありませんでした


そこで困ったのが、ホテルの支配人です。
落ちる一方の、梅雨時期の売り上げを
どうにかしたいと考えます。

20140414155553-45S
そして、1967年に
某ブライダル関係者が
ヨーロッパの言い伝えに目をつけました。


「ジューンブライドってあるんですよ」
「6月の花嫁は幸せになれるんですよ」
と宣伝をし始め、そのロマンティック
言い伝えに共感し、日本で知れ渡りました。


日本では「企業戦略」から始まりましたが
6月が結婚をつかさどる女神の月
であることに変わりはないということですね。


確かに、日本の6月は雨と紫陽花が
セットのようなものですが、そこに加わる
ウェディングドレスはとても綺麗だと思います。


雨上がりの露に
日差しが降り注いだ瞬間の花嫁。
これほどに美しい瞬間はありませんよね。


伝統や縁起をかつぐことを
大切にする日本人には
この言い伝えはピッタリではないでしょうか。


スポンサードリンク






人気ブログランキングへ

 

この記事に関連する記事一覧

コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
気になる話題Pickup!
人気記事一覧

まだデータがありません。

管理人プロフィール